お客様のインタビューをご紹介します!
思い入れのある写真を壁紙したときの感動は、既製品では味わえないものですね
日進市 株式会社WELLA名古屋
マネージャー 吉江和樹様
目次
1.「車屋さんぽくない」印象を変えたいと思った。
まずは、完成したデジタルプリント壁紙の壁面を見てどう感じたか教えてください。
吉江
スゴイですね。なんて表現したらいいのかな。
デザイン自体は、パソコンで見せてもらって知っていましたが、こうして壁に貼ると迫力が全然違いますよね。
この壁紙を見てお客様がどんな反応をするのか、今から楽しみです。
Deco-Jのことはどのように知りましたか?
吉江
前の事務所の内装をDeco-Jさんにお願いしたので、13年くらい前からのお付き合いなんです。このショールームや二階の事務所の内装もDeco-Jさんにお願いしました。
それから、自宅のリフォームもお願いしたことがあるんですよ。
デジタルプリント壁紙のことはどのように知りましたか?
吉江
安島社長と雑談をしているときに聞いたんですよ。
お客様から、このショールームが「車屋さんっぽくないね」「ちょっと寂しいね」と言われたことがあったんです。
それで、安島社長にどうすればいいか、軽く聞いてみました。そうしたら「壁紙でイメージが変えられるよ」と、デジタルプリント壁紙のことを教えてもらえたんです。
デジタルプリント壁紙の話を聞いて、どう感じましたか?
吉江
あまりピンとこなくて、「そういうものがあるんだな」と思った程度でした。
実際にデジタルプリント壁紙を施工することになった理由を教えてください。
吉江
ウエラ名古屋に元プロ野球選手の山﨑武司さんの車が入るようになったことがきっかけですね。
山﨑さんの車を常にここで施工しているわけではないので、あの車をお客様にも見て頂きたいなと思ったんです。
その時、頭の隅にデジタルプリント壁紙のことが残っていたので、安島社長に聞いてみることにしたんです。
しかも、デザインからお任せできると言われたので、だったらぜひ山﨑さんの車を壁紙にしようという気持ちになりました。
※ウエラ名古屋様は、山﨑武司さんの愛車「ランボルギーニ・アヴェンタドール」や「フェラーリF355」のカーコーティングをおこないました。また、山﨑武司さんがレーサーとして活躍する86レースのスポンサーになっています。
安島社長、デジタルプリント壁紙とはどのようなものか教えてください。
安島
写真データをプリントして壁紙にしたものです。
技術自体は10年程前からありますが、コストが高く、一般の方が施工できるものではありませんでした。
それが、プリンターの性能が向上したことなどから、この1~2年でコストが下がり、一般の方でも施工しやすくなりました。
自分の好きな写真や好きなイメージを壁紙にすることができるので、ウエラさんのようなショールーム以外にも、飲食店や個人のお宅など幅広い方におすすめです。
2. ウエラ名古屋でコーティングした車が世界中を駆け巡るデザインに。
デジタルプリント壁紙を依頼してからどのような流れで進みましたか?
吉江
Deco-Jさんに依頼をしたら、すぐに壁の寸法を測りに来てくれました。
それから、壁紙に使いたい車の写真3種類と、会社のロゴ、スローガンのロゴのデータをDeco-Jさんに送りました。
丁度、スローガンを新しくしたところだったので、このスローガンを入れたいというのも、デジタルプリント壁紙を作ろうと思ったきっかけのひとつだったんですよ。
そのデータを基に、Deco-Jさんにデザインをしてもらいました。
どんなデザインにしたいと依頼しましたか?
吉江
山﨑さんの車がカッコよく見えることはもちろんですが、ウエラ名古屋でコーティングをしたピカピカの車が、世界中を走り回っているようなイメージにしたかったんです。
あと、ウエラ名古屋のイメージに合うことですね。その点は、このショールームの内装もお願いしていて、ウエラのことをよくご存じだったので安心して任せました。
Deco-Jから提案されたデザインを見てどう感じましたか?
吉江
実際に壁に貼ったようなイメージの画像をパソコンで見せてもらいました。
確か、3種類提案してもらったと思います。どれもかっこいいデザインになっていると思いました。
でも、パソコンの画面で見たので、実際の壁になったとき、どうなるのかがあまり想像ができませんでした。だから期待と不安が半々という感じでしたね。
提案されたデザインに修正をしましたか?
吉江
はい。3種類の中から1つを選んで、それに少し修正をしてもらいました。
最初は、車のタイヤが止まっている状態だったので、動いている感じにしてほしいというような修正です。
安島
当社では、見積り・デザイン・出力・施工までの一連の作業を自社で行います。デザインについては、基本的には当社のインテリアデザイナーが担当しますが、複雑なデザインや特殊な加工が必要な場合は外部の提携デザイナーに委託することもあります。
どちらにしても、弊社スタッフがお客様のご希望をコーディネイトするので、細かなデザイン修正やご要望も素早く対応することが可能です。
自分の好きな写真や好きなイメージを壁紙にすることができるので、ウエラさんのようなショールーム以外にも、飲食店や個人のお宅など幅広い方におすすめです。
コンセントや水槽などがありますが、それらも考慮してデザインするんですか?
安島
コンセントや水道などの位置は図面を引く時点からデザインに入れています。
例えば、タイヤとコンセントが重なるのが嫌だと言われた場合には、配置をずらすなどしてご要望にお応えするようにします。ただし、すべてをクリアするのは難しいケースもありますので、その点はお客様と打ち合わせてどのようにするか決めていきます。
ウエラさんの場合は、水槽が置かれていますが、このように既存設備以外のものを置く予定がある場合は、事前のヒアリングでお伺いして、デザインを調整するようにしています。
3. 思い入れのある車だから、壁になったときの感動が違う。
施工にはどれくらいの時間がかかりましたか?
吉江
大体半日です。
施工の様子を見てどう感じましたか?
吉江
職人さんが気持ちよく作業をしてくださいました。
ここの机やイスも職人さんたちが端に寄せてくれたので、こちらの負担はほとんどありませんでした。
あと、3枚分割で貼ると思っていたんですが、1枚の壁紙だったのでビックリしました。ジョイントなしで貼るのはすごいなと思いましたね。
安島
今回は壁のサイズが1枚にできる大きさだったので、1枚の壁紙にしました。
このサイズの1枚貼りは、施工が難しくなります。それでも、水槽を置くことが分かっていましたからね。ジョイントがあると、湿気で目開きしやすくなります。後々のメンテナンスのことも考えて1枚にこだわってみました。
吉江
1枚は難しいんですか?パパっと貼っていたように見えたから、そんなに大変だなんて思いませんでした。さすがですね。
デザインから施工までの間にトラブルはありましたか?
吉江
実は、以前の壁紙を剥がしたら裏地の状態が思ったより悪かったみたいで、補修をしてもらったことですかね。
補修作業が入った分、予定していたより施工時間が長くなったことくらいです。
安島
本来、施工前にお伝えできればいいんですが、どうしても壁紙を剥がしてみないと分からないことがあります。
今回は、裏のボードが水槽からの湿気をかなり吸ってしまっていて、表層部分がダメになっていたんです。そこで、ダメになっている部分を剥がして表層仕上げのボードを補強する処理を行いました。
完成した壁を見た感想をおしえてください。
吉江
やっぱり、パソコンの画面で見るのとは迫力が違います。それに、部屋全体が広くなったような印象もありますね。
車好きなお客様が多いので、きっとカッコイイと言っていただけると思います。
それに、山﨑さんのアヴェンタドールは、自分たちがコーティングした車なので思い入れがある分、感動が違いますね。
Deco-Jさんのショールームを見たので、壁が華やかになることは分かっていました。
でも、思い入れのある写真が壁紙なると、きれいとかかっこいいと感じる以上にうれしいですね。このアヴェンタドールには、山崎さんに選んでもらったという誇りとか、自信とかいろんな思いが詰まっているんです。
既製品の壁紙では、この感動は味わえないでしょうね。
安島
ウエラさんの壁紙には、表面がツルッとしたポスター仕上げのものを使いました。一般のご家庭では目が疲れるのでお勧めしないものです。しかし、アヴェンタドールをきれいに見せるには、ツルッとした壁紙の方がマッチすると思ってこちらを採用しました。
4. 自分だけの壁をつくる楽しさをたくさんの人に知ってもらいたい。
どんな方にデジタルプリント壁紙をおすすめしたいですか?
吉江
まずは、当店のお客様のような車好きの方ですね。
リビングから車が見えるように家を設計している方もいるくらい、車好きの方は自分の車を眺めるのが好きなんですよね。でも、そうしたリフォームは簡単ではありません。
でも、壁紙なら、好きな車を好きなデザインにして部屋の壁にできるので、すごくいいと思います。
あとは、当社のようなショールームとか、飲食店さんとかでしょうか。飲食店さんだと、こだわりの食材なんかを壁紙にしてレイアウトするのもいいと思いますし、色々なところで使えると思いますよ。
安島
カッティングシートという裏がシール状になったものが主流でしたね。
傷がつきにくく、色あせに強いという特徴があります。ただし、コストが高いんです。デジタルプリント壁紙は、カッティングシートよりもコストを抑えられるというメリットがあります。
それから、シール状のものはジョイント部分を重ねて貼るため、どうしても継ぎ目が目立ってしまいます。壁紙はジョイント部分を重ねないので、キレイに仕上げられることもメリットです。
今後、Deco-Jさんに期待することを教えてください。
吉江
まだまだ、デジタルプリント壁紙の魅力を知らない人が多いと思うので、ぜひもっと広げていってほしいですね。
ただの白い壁紙じゃなくて、自分だけの壁紙にする楽しさをもっとたくさんの人に知ってもらえるといいなと思います。
それから、このショールームの天井にもデジタルプリント壁紙を貼って見たいんですけど、どうでしょうか?
安島
正直、側面の壁に比べて、天井はあまり映えないんですよ。
ただ、天井ならば教会のドーム型天井の写真を貼って、空間を広く見せるというやり方もありますよ。
吉江
そんな方法もあるんですね。部屋が広く見えるなら、家のリビングによさそうですね。
このショールームももっと格好よくしたいので、これからも相談にのってください。